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セリエAで首位に立つナポリ指揮官「主力は代表に行かないでほしい」

text by 編集部 photo by Getty Images

ナポリのゴンサロ・イグアイン
22試合で22ゴールを記録しているイグアイン【写真:Getty Images】

 ナポリのマウリツィオ・サッリ監督は、チームの主軸の代表への招集を望んでいない。1日付けスペイン紙『アス』が報じた。

 エンポリ戦を5-1で勝利し、FWゴンサロ・イグアインを中心に6連勝と快進撃を続けるナポリ。しかし、サッリ監督はチームを支える主軸であるGKペペ・レイナ、DFラウール・アルビオル、MFホセ・マリア・カジェホンのEURO2016を戦うスペイン代表への招集を望んでいないとしている。

 サッリ監督は「この3人は重要だ。エゴイストになって言わせてもらうが、できたら彼らを代表には呼ばないで欲しいというのが本音だね」と語った。「スペイン代表はEUROでかなり勝ち進むと思う。EURO決勝からリーグ開幕まで時間が全くない。我々がプレシーズンを行う間、彼らはバケーションに行くことになる」と選手たちの疲労を心配した。

 しかしサッリ監督は「彼らが招集されるかはわからないが、自分の仕事にちょっかいを出されるのは非常に腹がたつ、なので他の者の仕事にケチをつけるつもりはないよ」とし、スペイン代表の決定を尊重するとした。

 果たしてサッリ監督の“願い”は実現するのだろうか。

【了】

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