香川も語った“内容と結果を追い求める”こと。ドルトムントが直面したその難しさ

ブンデスリーガ後半戦も2試合を消化。ドルトムントはバイエルンに次ぐ2位を堅持し、リーグトップの得点力を誇っている。それでもインゴルシュタットと対戦した第19節では苦戦を強いられた。香川真司は試合後、勝利を手にしたとしても反省し前進していく必要性を示した。

2016年02月02日(Tue)12時15分配信

text by 本田千尋 photo Getty Images
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中心選手を欠いたドルトムント

エリック・ドゥルム
長期負傷離脱から戻って、左のサイドバックとして先発したエリック・ドゥルム【写真:Getty Images】

 パーフェクトである必要はどこにもない。2015年1月30日のブンデスリーガ第19節のインゴルシュタット戦を、ボルシア・ドルトムントは2-0で勝利する。

 快勝とは言い難かった。ようやく長期負傷離脱から戻って、左のサイドバックとして先発したエリック・ドゥルムが「僕らの戦いはベストとは言えなかった」と認めたように、ドルトムントはインゴルシュタットを相手に苦戦を強いられる。試合後にドゥルムは、2Gのオーバメヤンに感謝の意を表した。

 昨年の11月20日に行われた第13節のハンブルガーSV戦、12月20日の第17節ケルン戦でそうだったように、依然としてドルトムントはDFラインを高く保ち、中盤ではマンツーマン気味にディフェンスを構築してくる相手を苦手としているようだ。

 2月1日付の『キッカー』誌は、インゴルシュタットの守備を「極めてインテンシティの高いディフェンスの技術」と評した。同誌は「戦術的な規律とチームとしての統一と勇気の混合、とても高く保たれた最終ラインを、ホームチーム(病気のロイスとギュンドアンを除く)が打ち破ることは難しかった」と評価する。BVBは、持ち前の連係と流動性を発揮することが出来なかった。

 もっとも、ドルトムントが苦戦した要因は、インゴルシュタットの「ディフェンスの技術」だけには留まらないだろう。『キッカー』誌がカッコ書きで記したように、インゴルシュタット戦でBVBは、ロイスとギュンドアンという中心選手を欠いた。

 また左SBとして先発したドゥルムは、13分に香川真司から「もっと高い位置を取るように」指示を受けたように、久々の実戦でポジショニングに戸惑いがあったようである。

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