エルネスト・ブロンゼッティ氏【写真:Getty Images】
ACミランは2日、同クラブと関係の深かった名物代理人エルネスト・ブロンゼッティ氏が病気のため亡くなったと発表した。今月13日に69歳の誕生日を迎えるはずだった。
ミラノを拠点に活動しイタリアとスペインに縁の深かったブロンゼッティ氏は、カカーやリバウド、ロナウジーニョ、デイビッド・ベッカムといった名手たちをミランに連れてきたことで知られている。また本田圭佑のミラン移籍でも仲介役を担った。
長年良好な関係を築いていたミランはクラブ公式HP上に声明を掲載し「すべてのロッソネーリ(ミランの愛称)ファミリーが衝撃を受け悲しんでいる。彼の死に直面しているエルネストの家族を思うと引き締まる思いだ。長年にわたってミランを支えてくれたエルネストに哀悼の意を表す」と、歴史をともに作り上げた人物の死を悼んでいる。
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