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マインツ、決勝点に武藤が絡み2連勝。対するハノーファーは手痛い6連敗

text by 編集部 photo by Getty Images

ハイロ・サンペリオ
先制点を決めたハイロ・サンペリオ【写真:Getty Images】

【ハノーファー 0-1 マインツ ブンデスリーガ 第20節】

 ブンデスリーガ第20節が現地時間6日に行われ、日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツはハノーファーのホームに乗り込んで対戦。前半に決めたハイロ・サンペリオの決勝点を守りきり、マインツが1-0の勝利をおさめている。

 マインツは前節に続いて武藤をワントップで先発起用し、トルコ代表MFユヌス・マッリをトップ下で起用。対するハノーファーでは酒井宏樹と山口螢が先発出場を果たしている。

 試合開始直後はお互いに膠着した状態が続いたが、11分にマインツが最初のチャンスを作る。細かいパスをつなぎゴール前まで攻め込むと、最後はクリスティアン・クレメンスがシュートを放った。しかし、惜しくもシュートはゴール左に外れる。

 それでも24分、再びマインツにチャンスが訪れる。左サイドを駆け上がった武藤が中央に折り返すと、ボールがそのまま右サイドまで通りクレメンスが再び中央に折り返す。そして、中央にいたハイロが冷静にシュートを放ち先制点を決めた。

 勢いが増したマインツは、32分、33分と立て続けにチャンスを作る。反対にハノーファーは攻撃がつながらず、ほとんどチャンスを作れなかった山口を35分に下げてサリフ・サネを投入。その後はお互いにチャンスはなく、マインツが1点リードしたまま前半を折り返した。

 後半に入った58分、ハノーファーのコーナーキックを防ぐと、武藤が一人で左サイドを駆け上がり最後に逆サイドに向けて鋭いパスを出す。ハイロが上手くトラップできれば追加点のチャンスもあったが、残念ながらシュート体制に持ち込むことはできなかった。

 その後、ハノーファーも70分、80分とチャンスを作ったが得点を奪うことはできず、そのまま1点リードを守り切ったマインツが1-0で勝利している。

 マインツはハノーファー戦での勝利により2連勝となった。対するハノーファーは11月28日に行われたインゴルシュタット戦で勝利して以降、6連敗となっている。次節、マインツは12日にシャルケをホームに迎えて対戦する。

【得点者】
24分 0-1 ハイロ(マインツ)

【了】

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