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ドルトムント、ヘルタの堅守崩せずスコアレス。香川は今季リーグ戦初のベンチ外

text by 編集部 photo by Getty Images

ドルトムント
ドルトムントはヘルタ・ベルリンとスコアレスに【写真:Getty Images】

【ヘルタ・ベルリン 0-0 ドルトムント ブンデス第20節】

 ブンデスリーガ2位のドルトムントは現地時間6日、第20節で3位のヘルタ・ベルリンとアウェイで対戦した。

 事前報道では、ドルトムントの日本代表MF香川真司は先発が予想されていたが、ベンチにも入らなかった。香川がリーグ戦でベンチ入りしなかったのは今季初となる。ヘルタの日本代表FW原口元気は先発出場を果たしている。

 スタンドには、マンチェスター・ユナイテッドの監督就任が噂されるジョゼ・モウリーニョ氏も観戦に訪れた。

 ドルトムントはポゼッションで優位に立つが、ヘルタの組織的な守備の前にチャンスを作ることが出来ない。32分にはセットプレーの流れからマッツ・フンメルスがヘディングシュートを放つがヘルタGKルネ・ヤースタインの好セーブに阻まれる。前半はスコアレスのまま後半へと折り返す。

 後半になってもヘルタの組織的な守備が崩れることはない。原口は左サイドでマルコ・ロイスやヘンリク・ムヒタリヤンらとマッチアップする場面も多かったが、厳しいチェックで突破を許さない。

 トーマス・トゥヘル監督は、72分にこの日ほとんど見せ場のなかったピエール=エメリク・オーバメヤンを諦めてアドリアン・ラモスに託す。

 対するヘルタはカウンターから活路を見出す。原口のドリブル突破からサロモン・カルーがシュートを狙うがわずかに枠をそれ、ドルトムントは何とか危機を逃れる。

 DFラインを6枚で守るヘルタにドルトムントはゴール前までボールを運ぶことが出来ない。結局、両者ともにゴールは生まれず、スコアレスドローで終了。香川を欠いたドルトムントは、ヘルタの堅守を最後まで崩すことができなかった。

【得点者】
なし

【了】

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