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【現地レポート】岡崎が語る語学力の重要性。完璧な英語でなくとも…誰からも愛されたキャラクター

プレミアリーグで首位に立つレスター・シティで奮闘する日本代表FW岡崎慎司。イングランド初挑戦となった彼だが、彼の語学力はどれほどなのだろうか。実は、岡崎の英語はまだ完璧ではない。しかし、早くもチームメイトやファンから受け入れられる存在となっている。ではなぜ岡崎はそこまでの存在となり得たのだろうか。そして、岡崎は語学力の重要性についても語ってくれた。

text by Kozo Matsuzawa / 松澤浩三 photo by Getty Images

レスターで愛される岡崎

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レスターでチームメイトからも受け入れられている岡崎慎司【写真:Getty Images】

 1月23日のストーク戦、2月2日のリバプール戦に続いて、直近のマンチェスター・シティ戦でも途中交代でピッチを下りる際にスタンディングオベーションを受けた岡崎慎司。いずれの試合でも得点もアシストもなかった。しかしながら、その貢献度の高さはファンも認めるところである。
 
 だがこれは、チームメイトも同様だ。現在の岡崎はレスターの仲間に認められ、チームの一員として完全に受け入れられている。

 それは、彼が今季前半戦に献身的なプレーに徹し、意識的にチームに貢献したからである。さらに、12月中旬ごろからはプレースタイルをアジャストした結果、よりゴールに近い位置で攻撃的に振る舞うように心がけ、危険な選手として評価を受けているのだ。

 一方で、岡崎の“Likeable”、すなわち好かれやすいキャラクターも起因している。試合後の取材エリアでは、毎回のように、日本人記者団と話をする岡崎をリヤド・マレズやマーク・シュワルツァーといった選手が茶化していく。

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