香川、前節招集外の真相と独杯先発は? トゥヘルが評価する「今」。ドルトにある純粋な競争

6日に行われたヘルタ・ベルリン戦でベンチ外となった香川真司。ドイツ国内においても波紋を呼んだ出来事となったが、その背景には熾烈さを増してきたレギュラー争いがある。シュトゥットガルトとのDFBポカール準々決勝でも香川はベンチスタートの予想となっているが、ヘルタ戦のドローという結果と中2日という日程、そして純粋な競争がある事実を見ると先発の可能性も少なくはない。

2016年02月09日(Tue)10時45分配信

text by 本田千尋 photo Getty Images
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「試合の出場メンバーには16人しか入れられない」

香川真司
ヘルタ・ベルリン戦でベンチ外となった香川真司【写真:Getty Images】

 ちょっとした波紋となった。2016年2月6日のブンデスリーガ第20節、ヘルタ・ベルリン対ボルシア・ドルトムントの試合で、香川真司がベンチ外となったことについてだ。

 8日付の『キッカー』誌は、ヘルタ対ドルトムント戦のレビュー記事を、ピッチにしゃがみ込む香川の写真とともに「警告のための発砲、もしくはそれ以上のもの?」という見出しで報じた。

 同誌は小見出しを「シンジ・カガワ(26)は既にしばしばベンチに座ってきた。ベルリンへの遠征メンバーに完全に入らなかったことは、BVBの監督トゥヘルの異例の措置だった」とする。

 先発と予想していた『キッカー』誌にとって、香川が6日のヘルタ戦でベンチ外となったことは、香川の今シーズンのこれまでの実績を考えても、不意を突かれた格好となったようだ。また同誌によれば、トゥヘルはトレーニングで手を抜いているといったような兆候を認識すると、一貫したお灸を据えるのだという。

 しかし、これはあくまで『キッカー』誌の見解に過ぎない。実際のところ、ヘルタ戦に向けてのトレーニングの中で香川が、トゥヘルから「トレーニングで手を抜いている」と見られたのかどうかは分からない。

 ヘルタ戦の後の会見で、“香川の不在”を問われたトゥヘルは「試合の出場メンバーには16人しか入れられないからね。それ以上は無理だということだ」と短く答えるに留まった。

 前半戦に比べて、相対的にカストロやライトナーの状態が上がって来たということはあるだろう。トップチームに昇格したばかりのプリシッチも、前節インゴルシュタット戦ではキレのある動きを見せた。インゴルシュタット戦の後で、香川は「レギュラー争いが熾烈になってきている」と話している。

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