オールコートプレスに苦しむも…劣勢を打開するレアルの技術と精度、そして不安要素

リーガエスパニョーラ第24節、レアル・マドリーはジネディーヌ・ジダン監督就任後4度目となるホームでの一戦でアスレチック・ビルバオと対戦。序盤は相手のプレスに苦しむも、高い技術と精度で挽回。4-2で勝利を収めた。その一方で、唯一不安定なパフォーマンスに終始した選手がいた。

2016年02月14日(Sun)10時01分配信

text by 海老沢純一 photo Getty Images
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ハイプレスからの速攻を得意とするバルベルデ

レアル・マドリー
ビルバオに快勝したレアル・マドリー【写真:Getty Images】

 ジネディーヌ・ジダン監督にとって、4度目となるサンチャゴ・ベルナベウでの一戦。これまでの3試合はデポルティボ5-0、スポルティング・ヒホン5-1、エスパニョール6-0と大量得点でねじ伏せてきた。

 今回のリーガエスパニョーラ第24節で迎えるのはアスレチック・ビルバオ。第5節の前回対戦ではカリム・ベンゼマの2得点で2-1とアウェイのマドリーが勝利を手にしているが、ジダン監督就任以降に対戦した相手では最も上位となる6位に位置している。

 このマドリー対ビルバオという対戦は、ポゼッション対ショートカウンターとも言い換えられる。ジダンは最終ラインからパスをつなぎつつ試合を組み立てるスタイルをメインとしているのに対して、ビルバオのエルネスト・バルベルデ監督はハイプレスからの速攻を軸としている。

 試合が動いたのは開始からわずか3分、ベンゼマからパスを受けたクリスティアーノ・ロナウドが自ら切り込んでネットを揺らした。

 このまま、またもマドリーが大量得点を奪うかと思われたが、バルベルデのチームはそうではなかった。ビルバオは前線から最終ラインまで全選手がマドリーのボールホルダーに対してきつくプレスをかける“オールコートプレス”ともいえる戦略を立てていた。

 ビルバオのスタッツを見ると、タックル数20回、インターセプト数18回、パス本数383回でそのうちロングパスは63回を記録した。

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