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香川、起用法巡りトゥヘル監督に直談判。「優しさ」で4試合ぶりフル出場

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司とトーマス・トゥヘル監督
香川真司(右)とトーマス・トゥヘル監督(左)【写真:Getty Images】

【ドルトムント 1-0 ハノーファー ブンデスリーガ 第21節】

 ドイツ・ブンデスリーガ第21節が現地時間13日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントはホームでハノーファーと対戦。ヘンリク・ムヒタリアンのゴールで、1-0の勝利を収めている。

 前節のヘルタ・ベルリン戦ではベンチ外となり話題を呼んだ香川。この一週間で指揮官であるトーマス・トゥヘル監督と直に話し合ったようだ。試合後に「監督とも話をした。僕たちの間で話したことなので、ここで言うことでもないです」と語っている。

「もちろん自分の意見もあるし、それは伝えました。ただ、もう終わったことなので、次からピッチで示していくしかない」

 指揮官への直談判の効果もあってか、香川はハノーファー戦ではリーグ戦4試合ぶりとなるフル出場を果たした。香川は「監督の優しさって言ったら変ですけど。今日は試合に出た中で勝ち切ることだけを意識しました」と喜びを語っている。

 香川不在の大一番ヘルタ・ベルリン戦ではスコアレスドローに終わったドルトムント。フル出場した今節は最下位のハノーファー相手に1-0と辛勝している。しかし、香川は決定的なプレーができなかったことで、ドイツ紙からは「全く目立たなかった90分」と酷評された。

 前半戦の好調が嘘のようにチーム内での立ち位置が危ういものになっている香川だが、果たして復調することはできるのだろうか。

【得点者】
57分 1-0 ムヒタリアン(ドルトムント)

【了】

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