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上海申花、豪州代表FWとの契約を解除。ケーヒルは「別れを告げるのは辛い」

text by 編集部 photo by Getty Images

ティム・ケーヒル
上海申花との契約を解除したティム・ケーヒル【写真:Getty Images】

 中国スーパーリーグの上海申花が、36歳のオーストラリア代表FWティム・ケーヒルとの契約を解除したようだ。16日に英メディア『ESPN FC』が報じている。

 ケーヒルは昨年2月にメジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・レッドブルズから上海申花に加入。昨季は公式戦35試合に出場し12得点を決めていた。

 上海申花は現在、MLSのシアトル・サウンダーズに所属するFWオバフェミ・マルティンスの獲得を目指しているとされている。チェルシーのFWロイク・レミやパリ・サンジェルマンのFWエセキエル・ラベッシ、ゼニトのFWフッキなどにも接触するなど、ストライカーの獲得に動いていた。

 同メディアによると、ケーヒルは「僕は監督から2016シーズンの計画の一部にないことを言われたんだ。僕は上海申花の役に立っていたと思っていたのに、とても悲しい。チームメイトやファンに別れを告げるのは辛い」と語っており、今回の契約解除に対して悔しい気持ちを示している。

 ケーヒルは以前、欧州から大型補強を続ける中国に対して「狂気だね。僕はこれが中国リーグにとって良いことかはわからない。彼らは力を持った。誰かがほしいと思えば獲得し、いらないと思えば放出することができる。中国行きが選手のためになるかと言われたら、答えはノーだ」とコメントするなど、中国の現状に苦言を吐いていた。

【了】

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