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金沢、キーマン流出も底上げは順調。目標は残留だが2季連続の躍進も可能【2016補強診断】

text by 編集部

補強面と総合力それぞれの診断結果

金沢予想フォーメーション2016
ツエーゲン金沢 2016シーズン予想フォーメーション

補強診断 C
得点源流出も各ポジションで底上げ

 昨季に旋風を巻き起こしたからこそ、今季もその戦いに注目が集まる金沢。しかし、清原翔平のC大阪への移籍は大きな痛手となった。昨季13ゴールを挙げただけでなく攻撃の中心でもあり、今季どうやって得点を奪うかという問題に金沢は直面している。

 それでも、山崎雅人や古田寛幸など実力者を補強。さらに元ブラジル代表FWロマーリオ氏の実子、ロマリーニョも獲得。大きな話題となった。

総合力診断 C
今季もまずは残留が第一目標

 戦力的に見ても、今季も第一目標はJ2残留だ。昨季は躍進の記憶が鮮明だが、中盤以降の未勝利期間の長さも忘れてはならない。特に清原という最大の武器を失ったチームは、現状では攻撃力が半減していると見るべきか。

 堅い守備から少ないチャンスを活かす戦いがベースとなるが、攻撃の精度をさらに上げなければゴールを奪うのは簡単ではない。新戦力がいち早くチームにフィットし、新たな金沢を示さなければならない。

【了】

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