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CLラウンド16展望。注目は、最先端をいく“ハイブリット型”対決、バイエルン対ユーベの一戦【データアナリストの眼力】

2月16日から再開したUEFAチャンピオンズリーグ。走行距離とパス本数をもとに、各チームのプレースタイルを4つに分類し、ラウンド16第2週の見どころをプレビューする。(分析:庄司悟)

パス成功数と走行距離で4分類できるスタイル

date赤黄混
【図1】縦軸をパス成功数、横軸を走行距離とし、GSを突破した16クラブをGS6試合の平均値で配置したもの。十字の線はCL参加32クラブの平均値。対戦カードごとに線で結んであり、赤線は第1週のカードで、黄線は第2週のカード。

 2月16日に再開したチャンピオンズリーグ(CL)。先週と同様にデータアナリストの庄司悟氏の分析をもとに占う。

 図1は、縦軸をパス成功数、横軸を走行距離としてグループステージ6試合の平均をグラフ化したもの。これを見ると、グループステージを突破した16チームはマップ全体に散らばっており、全32チームの平均値からそれぞれの持つ性格を4種類に分けることができる。(平均値はパス成功数405本、走行距離108.990km)

1.パス成功数と走行距離を兼ね備えた「ハイブリッドタイプ」
2.パスは苦手…不器用だけどよく走る「男気タイプ」
3.汗をかくなんて野暮さ。クールにパスをつなぐ「クールネスタイプ」
4.走らないしパスもつながない、でも試合は勝つ!「世渡り上手タイプ」

 そして、このタイプ別にチームを振り分けると…

「ハイブリッドタイプ」=バイエルン、アトレティコ、ユベントス、ヴォルフスブルク
「男気タイプ」=ヘント、ディナモ・キエフ、ゼニト
「クールネスタイプ」=バルサ、マドリー、シティ、PSG、ベンフィカ
「世渡り上手タイプ」=チェルシー、アーセナル、ローマ、PSV

 となる。

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