新生FC東京は“日本らしさ”で勝つ。情熱の指揮官・城福浩が抱く熱き大志

FC東京は、9日に行われたACLプレーオフでタイのチョンブリと対戦してクラブの歴史に残る9-0の圧勝を収めて本大会への出場を決めた。グループステージでは、欧州からスター選手を次々と獲得する中国の江蘇蘇寧と対戦することになる。Jリーグ勢はいずれも中国クラブと対戦することになるが、FC東京の城福浩監督は、“日本らしさ”で勝つことが重要だと語る。情熱的な指揮官は、常にクラブの未来を見据えているのだ。

2016年02月23日(Tue)10時40分配信

text by 今関飛駒 photo Dan Orlowitz , Getty Images
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『9-0』。FC東京、圧勝でACL本大会へ

城福
FC東京の城福浩監督【写真:ダン・オロウィッツ】

『9-0』。試合終了後のスコアボードに示された結果は、圧勝以外の何物でもないスコアだった。

 FC東京は、ACLプレーオフのチョンブリ戦で全Jクラブの先陣を切って今季初の公式戦を迎えた。そして、クラブ史上最多得点記録という大勝で4年ぶりとなるACL本大会出場権を見事に掴み取った。

「簡単な試合ではなかった」。城福浩監督は新たな船出をそう振り返った。2009年にFC東京でナビスコカップを制した54歳の指揮官は今年、6年ぶりのクラブ復帰を果たしている。

 相手は、去年のプレーオフで柏レイソルを延長戦にまで追い込んでいる。さらに、他のJクラブと比べて2~3週間ほど早く公式戦を迎えることが、城福監督率いるチームに緊張感を与えていた。

「準備としては非常に難しい準備を強いられたゲームでした。去年の柏の苦戦が僕らにとってポジティブに働いたので、非常に緊張感を持って臨めたというのはあります」

 歴史的大勝を収めた城福監督だが、「最終的に3点目、4点目が入ったところで相手が崩れてくれて9点取れたので大勝にはなりましたけど、スコアほどの差はなかったと思う」と決して満足はしていない。あくまで、指揮官の目指すものはその先にあるのだ。

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