香川はなぜトップ下で苦戦したのか? トゥヘルの高い要求に感じた難しさ

ELラウンド32でポルトを下したドルトムント。チームが余裕をもって勝利を収めるなかで、トップ下でフル出場した香川真司は、インサイドハーフとトップ下で求められる役割の違いに苦労していた。

2016年02月26日(Fri)12時08分配信

text by 本田千尋 photo Getty Images
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ポルトのプレスに苦しんだドルトムント

ポルト戦でフル出場した香川真司
ポルト戦でフル出場した香川真司【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントがヨーロッパリーグ(EL)のラウンド32を突破した。

 2016年2月25日、ドルトムントはポルトと2ndレグを戦った。BVBは1週間前の18日に行われた1stレグを2-0で勝利した。2点のアドバンテージを持って、ポルトガルのアウェイに乗り込んだ。

 後のないポルトは、前から積極的にプレスを掛けて来た。1stレグとは、まるで違う姿を見せた。CBベンダーにCFアブバカルが、SBギンターにWGバレラが果敢に仕掛けてくる。

 トップ下で先発した香川真司は「ホームなので最初の10分、20分は来るだろうと思っていました」とポルトのアグレッシブな姿勢を予期しつつも、「自分たちのミスも続いて少しちょっとヒヤッとさせられました」と振り返った。

 14分には、ギンターからギュンドアンへのパスが自陣でルベン・ネービスにカットされ、15分には、香川へのロングボールがダニーロとマルカーノの早い寄せで奪われるなど、序盤にドルトムントはポルトのプレスに苦しんだ。

 しかし23分のことだった。BVBが前掛かりになったポルトの裏を突く。ギュンドアンがドリブルで中央を運び、右のムヒタリヤンにパスを送る。ムヒタリヤンがダイレクトでファーを走るロイスへ。ロイスのシュートはカシージャスに弾かれるが、オーバメヤンが詰める。クロスバーに当たったボールは、落ちてカシージャスに当たり、ゴールに吸い込まれた。1-0。

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