香川が感じた「迷い」。逆転勝利も苦しんだ前半。BVBが閉じ込められた“システムの檻”

ブンデスリーガ第23節、ドルトムントはホッフェンハイムとホームで対戦。結果は終盤の3得点で3-1と逆転勝利を挙げたものの、不慣れな4-2-3-1でスタートした前半は機能せず苦戦。トップ下として先発した香川真司は低調なプレーからハーフタイムでピッチを退いた。

2016年02月29日(Mon)11時57分配信

text by 本田千尋 photo Getty Images
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トップ下務めるもプレスに苦しんだ香川

トーマス・トゥヘル
トーマス・トゥヘル監督【写真:Getty Images】

 まるで“システムの檻”に閉じ込められているかのようだった。2016年2月28日のブンデスリーガ第23節、2位のボルシア・ドルトムントは17位のホッフェンハイムをホームに迎える。

 トゥヘルの実験は続く。前半のドルトムントは基本的に4-2-3-1でスタートする。攻撃時には左SBのシュメルツァーが高い位置を取り、CBベンダー、CBスボティッチ、SBピシュチェクで3バックを形成する。バイグルとシャヒンがツー・ボランチを組んだ。

 そして時折、トップ下の香川真司の隣に左ウイングのロイスが降りてツー・シャドウ、前線にはオーバメヤンとムヒタリヤンである。

 18日のホームでのポルト戦から、シャヒンの復帰とともに突如として始まったこのシステムは、機能したとは言い難かった。ホッフェンハイムの新指揮官ナーゲルスマンは、5-2-3という整った守備を敷いてきた。5バックとツー・ボランチでバイタルエリアを固める。

 トップ下の香川は、ボールを受けようと敵のツー・ボランチの両脇のスペースに顔を出す。しかしプレスに苦しみ、ボールを受けたとしても、上手く次の攻撃に繋げることができない。香川は「ボールを受ける前であったり、受けた後に、どうしても迷いがある」と言う。

「バイタルで受けたら、やはり、受けた後の展開だったり、何か違いを求められるポジションなので、そういうことを意識し過ぎている部分はある」

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