【イタリア人の視点】G大阪の新スタを知るための5つのトピック。欧州基準の“劇場”が日本サッカーの未来を変える

ガンバ大阪の新スタジアム、市立吹田サッカースタジアムで開催されたJ1開幕節G大阪-鹿島戦。新スタジアムで初めてとなる公式戦でG大阪は敗れてしまったが、魅力的な劇場は、日本サッカーの将来に資するものであると改めて感じさせられるものだった。

2016年03月02日(Wed)11時18分配信

text by チェーザレ・ポレンギ photo Cesare Polenghi
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まさに夢が現実に

市立吹田スタジアム【写真:チェーザレ・ポレンギ】
市立吹田スタジアム【写真:チェーザレ・ポレンギ】

 吹田スタジアムは確かに素晴らしい施設だが、その美しさは建築面だけにあるのではない。サッカーコミュニティの精神が体現されたスタジアムだという事実も重要だ。プロジェクトは2008年頃に立ち上げられ、草の根からの投資の助けも得て、おそらくはアジアで最高と言うべきサッカースタジアムの誕生に至った。

 場内に足を踏み入れてみれば、欧州の中規模スタジアムとの差異は全く感じられない。イングランドやドイツ、あるいはユベントス・スタジアムにいるかのようだ。日本国内にも他に美しいスタジアムはあるが、吹田スタジアムはレベルをもう一段上へと引き上げてくれた。

 施設内を一巡りしてみたが、あらゆる場所から完璧な見やすさだ。屋根は観客席の大半を雨から守るだけでなく、一体感のある雰囲気もつくり出しており、サポーターの声を反響させて独特の空気を生み出すことにもなる。

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