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ミラン、“天敵”相手に2ヶ月ぶり敗北でCL権遠のく…。本田は久しぶりの途中交代で憮然

text by 編集部 photo by Getty Images

ミランの本田圭佑
ミランの本田圭佑【写真:Getty Images】

【サッスオーロ 2-0 ミラン セリエA 第28節】

 イタリア・セリエA第28節が現地時間の6日に行なわれ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランはアウェイでサッスオーロと対戦した。

 本田はセリエAで12試合連続となる先発出場を果たす。主将モントリーボがベンチスタートとなったことで、ミランでの100試合目を迎えたDFデ・シリオがキャプテンマークを巻いて出場した。一方のサッスオーロは“ミランキラー”FWベラルディが先発出場を果たす。

 ミランのスターティングメンバーは以下。

【4-4-2】
GK:ドンナルンマ
DF:デ・シリオ、アレックス、サパタ、アントネッリ
MF:本田、クツカ、ベルトラッチ、ボナベントゥーラ
FW:バッカ、バロテッリ

 序盤はミランが攻め立てる。8分には本田が抜けだしてGKと一対一でシュートを放つも、ここはGKコンシーリに阻まれる。その後もバッカが決定機を迎えるも、ここは決めきることができない。

 すると27分、やはりこの男が役目を果たす。CKからベラルディが意外性のあるマイナスクロスを放つと、バイタルエリアに走りこんできたMFダンカンが豪快にミドルシュートを叩き込む。またしても“ミランキラー”が起点となりサッスオーロが先制する。

 51分には再びベラルディがゴールに迫る。得意の右サイドから左足でファーサイドを狙ったシュートを放つも、ドンナルンマが好セーブをみせる。追いつきたいミランは55分にバロテッリに替えてFWメネズを投入する。

 しかし、71分に決定的なゴールが決まってしまう。右サイドを突破したヴルサリコから鋭いクロスが入るとFWサンソーネがぴたりと合わせてサッスオーロが追加点を奪う。

 82分にはミハイロビッチ監督は本田に替えてMFボアテングを投入する。決定機を決めきれなかった悔しさからか、本田は憮然とした表情でベンチに戻る。

 そのまま試合は2-0で終了。ミランは1月のボローニャ戦以来2ヶ月ぶりに敗北し、チャンピオンズリーグ(CL)出場権が遠のいている。

【得点者】
27分 ダンカン(サッスオーロ)
71分 サンソーネ(サッスオーロ)

【了】

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