まさかの路線変更だ。マンチェスター・ユナイテッドは来季から監督就任が噂されているジョゼ・モウリーニョ氏を候補から外したとみられている。6日付け英紙『ザ・ミラー』が報じた。

　ユナイテッドのクラブ幹部はモウリーニョ氏の招聘に否定的であるとし、その理由はクラブ哲学であるとしている。同クラブは外から多額の移籍金で選手を獲得するよりも、下部組織からのタレントに重点を置いていこうと考えているとしている。

　しかしながら、就任が噂されているモウリーニョ氏は今まで監督を務めたクラブであるポルト、チェルシー、インテル、レアル・マドリーのいずれでも下部組織を重要視する監督ではないと判断。そのためクラブが望むプロフィールに合わないのではないかと決断したようだ。

　後任候補としてはトップチームで22シーズンプレーし、クラブをよく知るライアン・ギグス氏の名前を推している。果たして来季のユナイテッドベンチには誰が座っているのだろうか。

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