アーセナルの一時代の終焉が近づいている。6日、英紙『エクスプレス』が報じた。

　前節トッテナムとのノース・ロンドン・ダービーで引き分けたことでプレミアリーグ優勝から大きく遠ざかったアーセナル。これによってクラブは今季無冠の危機を迎えている。

　フロント陣はアーセン・ヴェンゲル監督の信頼を大きく失っているとみられており、FAカップでハル・シティ相手に敗退すれば今季限りで同指揮官を解任することを決断したようだ。

　後任は現在ニューヨーク・シティで指揮官を務めるパトリック・ヴィエラ監督と報じられている。同氏は1996年から2005年までアーセナルに所属し、クラブの黄金期を主将として支えた。

　1996年以来、10年間に渡ってアーセナルの監督を務めているヴェンゲル氏。同期間で3度のプレミアリーグ優勝と6度FA杯優勝を成し遂げた。果たして、偉大な指揮官は今季限りでクラブを去ることになるのだろうか。

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