4年連続の得点王へ。大久保嘉人の少年時代

3月7日(月)に発売となった、『ジュニアサッカーを応援しよう!VOL.40』(カンゼン刊)では、大久保嘉人(川崎フロンターレ)のジュニアサッカー時代だった頃をインタビューでお届けしている。ここでは、その一部を抜粋して掲載する。

2016年03月09日(Wed)13時28分配信

text by 元川悦子 photo Getty Images
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大久保が試合前に行っていた儀式とは?

大久保嘉人
大久保嘉人【写真:Getty Images】

 どんよりとした曇り空に覆われた川崎・等々力競技場。2015年11月22日のJ1第2ステージ最終節・ベガルタ仙台戦には2万2000人を超える大観衆が詰めかけた。彼らの注目は、やはりエースFW大久保嘉人の3年連続得点王獲得の行方。最終戦前のゴール数は22で、2位・宇佐美貴史(G大阪)との差は3。本人もチームメートもさらに得点を重ねて大記録達成にダメ押しをしたかった。

 歓喜の瞬間が訪れたのは後半35分。右サイドのエウシーニョからボールを受けた坊主頭の背番号13は、ペナルティエリア内ギリギリのところから右足を一振り。ゴール左隅に突き刺さる豪快なシュートでシーズン23点目を奪い、偉大な記録を自ら引き寄せた。

 息子の雄姿を現場で見ていた母・千里さんは、感慨ひとしおだったという。

「嘉人の試合前には、『足の神様』として有名な地元・小倉の妙見神社へ必ず行って、お参りするのが数年前からの習慣になっています。3年連続得点王になれたのも、そのご利益のおかげだと思います。30歳を過ぎてから3年続けて得点王を取れるなんて考えもしませんでした。川崎のみなさんに支えられながら、本人も一生懸命頑張ってきたんだとしみじみ感じましたね」

 長崎・国見中学校から高校時代の恩師・小嶺忠敏監督(現長崎総合科学大学附属高校サッカー部総監督)も「まだまだ行ける」と太鼓判を押していた。

「嘉人は素直さと人一倍の負けず嫌いの両方を持った男。30代になって結果を残すようになったのもそのメンタリティが大きいと思います。周りは『ベテラン』というかもしれないけど、今がまさに旬。2014年ブラジルワールドカップの時も私はサプライズとは思いませんでした。まさに脂の乗り切った選手なんで、これからもっと伸びていきますよ」

 多くの人々に支えられながら成長し、今は長男・碧人(あいと)君、次男・緑二(りょくじ)君、3男・橙利(とうり)君という3人の息子に日々、戦う父の背中を見せている大久保。頼もしく逞しい希代の点取り屋が歩んだ少年時代を改めてひも解いた。


続きは『ジュニアサッカーを応援しよう!VOL.40』にてお楽しみください。

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