元フランス代表FWで現在サッカー解説者のティエリ・アンリ氏がツイッターでUEFA Aライセンスを取得したことを明かした。これにより下部リーグであればプロクラブの指導が可能になる。

　将来を見据えて指導者ライセンスの取得に励んでいたアンリ氏は、UEFAにおいて上から2番目の「Aライセンス」を手にした。この資格ではチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグ出場クラブ、プレミアリーグで監督を務めることができないものの、下部リーグやユースの指揮は可能となる。

　アンリ氏はSNS上にウェールズ代表のジャージを着て証明書を受け取る写真を掲載し、同代表のアシスタントコーチであるオジアン・ロバーツ氏や古巣アーセナルのアカデミーへ感謝を述べている。

　経験を積み、もうひとつ上の「UEFA Proライセンス」を取得すればプレミアリーグクラブを率いることができるようになる。近い将来アーセン・ヴェンゲル監督の後を継いでアーセナルを率い、スーツ姿でライン際に立つアンリを見られるかもしれない。

【了】