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MLSオーランド、チチャリート獲得を諦めず。会長が交渉の内幕明かす

text by 編集部 photo by Getty Images

ハビエル・エルナンデス
ハビエル・エルナンデス【写真:Getty Images】

 メジャーリーグ・サッカー(MLS)参戦2年目のオーランド・シティは大型補強に積極的だ。昨季はブラジル代表MFカカーを獲得し、今季は現役イタリア代表MFアントニオ・ノチェリーノの引き抜きに成功した。

 だが、フィル・ローリンズ会長にはどうしても獲得したい選手がいる。それはメキシコ代表のハビエル・“チチャリート”・エルナンデスだ。MLS公式サイトが伝えた。

 現在レバークーゼンで公式戦33試合23ゴールと大爆発中のチチャリートは、昨年夏にアメリカ行きの可能性があった。ローリンズ会長によれば「我々は彼を獲得できるよう努力した。彼とは真剣に議論を重ね、長い時間をかけたが、残念ながら合意には至らなかった」のだという。

 それでもオーランド・シティは諦めていない。ローリンズ会長は「チチャリートは素晴らしいシーズンを過ごしている。私は彼にオーランドでも同じだけの活躍をして欲しいと思っている。偉大なプレーヤーのために扉は常に開かれている」と今後も継続してラブコールを送り続ける構えだ。

 チチャリートはまだ27歳。マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーでは不遇の時を過ごしたが、ストライカーとして世界トップレベルの実力に疑いはなく、あと数年は安定した活躍が期待できる。それでもアメリカ行きを選ぶか、今後の動向に注目が集まりそうだ。

【了】

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