ジネディーヌ・ジダン監督とフロレンティーノ・ペレス会長が対立しているようだ。12日、フランス「ル・10スポルト」が報じている。

　今季1月にレアル・マドリー指揮官に途中就任したジダン監督。ペレス会長とは現役時代からの仲で両者の関係は良好だとみられてきた。しかしながら、ここにきて補強戦略を巡って衝突しているようで、現陣容を維持したいジダン監督と大型補強を敢行したいペレス会長の意見が食い違っていると報じられている。

　ペレス会長はMFポール・ポグバ、GKダビド・デ・ヘア、FWピエール＝エメリク・オーバメヤン、DFダビド・アラバら多くの新戦力を加えたいと考えている。しかし、ジダン監督はGKケイラー・ナバスやFWボルハ・マジョラルを信頼したいと望んでいるようだ。

　ラス・パルマス戦前の記者会見でもジダン監督は「長くここにいるかどうかは分からない」と語り、「将来のことは何も考えていない。明日のことさえ分からない」と語っている。果たして、マドリーの偉大なレジェンドである同監督は来季も同クラブを指揮し続けているのだろうか。

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