ネイマールは既にロナウジーニョを超えたのかもしれない。14日、スペイン『カデナSER』が報じている。

　“白いペレ”ことブラジル代表のレジェンドであるトスタン氏がネイマールとロナウジーニョを比較した。同氏は「ネイマールがロナウジーニョよりも優れていることに疑いはないね」と明かしている。

「ネイマールはより完璧だ。ロナウジーニョはたったの3年間しか活躍することができなかった。仮に彼がリオネル・メッシのように10年間最高のプレーを披露していたならば、ネイマールと同じレベルかどうか議論するだろう。しかし、実際には3年間だけだ。ネイマールは既に5年間活躍している」

　トスタン氏が語るロナウジーニョの3年間とは、バルセロナの加入してからの2003/2004、2004/2005、2005/2006シーズンだろう。同時期にバルセロナはリーガ・エスパニョーラを2度、チャンピオンズリーグを1度優勝している。とはいえ、同選手は2002年ワールドカップ準々決勝でイングランドを下す直接FKを決めている。また、2006/2007シーズンのFIFA年間ベストイレブン、2007年FIFA年間最優秀3位に輝いている。

　一方でネイマールが活躍している5年間とは2011年FIFAクラブ・ワールドカップ出場以降の5年間を指すとみられる。以降、同選手はコパ・リベルタドーレス、リーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグで1度優勝している。

　最後にトスタン氏は「ネイマールはブラジルサッカー界で史上2番目に最高の選手となる可能性がある。しかし、ペレを超すことは想像しがたい」と語った。

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