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アーセナル、エバートン下し優勝争いの望み繋ぐ。オコチャ氏の甥がプレミア初ゴール

text by 編集部 photo by Getty Images

アーセナル
得点を決めたダニー・ウェルベック(左)とアレックス・イウォビ(右)【写真:Getty Images】

【エバートン 0-2 アーセナル プレミア第31節】

 アーセナルは現地時間19日、プレミアリーグ第31節でエバートンとアウェイで対戦した。

 首位のレスターとは消化試合が1つ多いとはいえ、勝ち点差11を埋めるべく負けられないアーセナルは、試合開始早々の7分に先制に成功する。

 ゴール前で細かくパスを繋ぎ、アレクシス・サンチェスのラストパスから最後はダニー・ウェルベックが相手GKまでかわして無人のゴールに流し込んだ。

 42分、アーセナルはさらにリードを広げる。エクトル・ベジェリンのロングフィードに抜け出したアレックス・イウォビがそのまま持ち込んでGKとの1対1を制し、追加点を挙げる。

 かつてボルトンなどで活躍した元ナイジェリア代表のジェイ・ジェイ・オコチャの甥でもあるイウォビは、これが記念すべきプレミアリーグ初ゴールとなった。

 2点のリードを奪われたエバートンは、後半から3バックに布陣を変更して反撃を試みる。

 66分にはロメル・ルカク、69分にはCKからフィル・ジャギエルカとチャンスを迎えるが、なかなかゴールには結びつかない。

 アーセナルはGKダビド・オスピナが頭部の負傷で一時プレーを止めるが、その後は続行。しかし、メスト・エジルが足の痛みを感じながらピッチを後にしたことは、けが人の絶えないアーセナルにとっては気掛かりなところ。

 83分には途中出場のオリヴィエ・ジルーがCKからゴールネットを揺らすが、これは直前にファールがあったとして認められず。

 その後もアーセナルは得点を決められずも、エバートンの反撃をしっかりと抑え込んで完封勝利。アーセナルは4試合ぶりの勝利となり、優勝争いの望みをつないだ。一方のエバートンはこれでリーグ戦2連敗となった。

 次節、アーセナルはホームでワトフォードと対戦する。

【得点者】
7分 0-1 ウェルベック(アーセナル)
42分 0-2 イウォビ(アーセナル)

【了】

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