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本田、アフガン戦大勝を評価も課題は「前半30分くらいまでの戦い方」

text by 編集部 photo by Getty Images

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本田圭佑【写真:Getty Images】

 日本代表は26日、ロシアW杯アジア2次予選のシリア戦に向けて練習を行った。

 5-0で快勝したアフガニスタン戦の出場機会がなかった本田圭佑は、チームに競争が必要としながらもアジアという戦いの場では、それを計るのは難しいという見解を持っている。

「W杯に向けて準備していく上で、2年間はこのアジアレベルでしか戦えない。アジアカップ優勝しているチームは唯一、W杯前年にコンフェデで試すことができる。僕らはその競争をいわゆるアフガニスタン戦で測らなければいけないが、測れないですよね」

 アフガニスタンを相手に5点を奪ったことについては「大差で勝ったことっていうのは評価されるべきだと思う」と話したが、一方で「岡崎の1点がなかったら、そういう展開にはなってなかったっていうことを考えて言えば、あまりにも前半30分くらいまでの戦い方は課題が解消されてないというのが率直な印象」とストレートに述べた。

 日本がアジア地区に属している以上、予選と本大会のレベルの差は常に感じることになる。アジアの戦いの中でいかに力を高めていけるか。本田は「限られた練習、限られた相手ですけど、満足することなく突き詰めていくしかない」と、一喜一憂することなく歩んでいくことが必要だと話した。

 アフガニスタン戦はコンディションを考慮されて出場しなかったが。シリア戦のピッチには立つ可能性がある。果たして、本田はどんなプレーを見せるだろうか。

【了】

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