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レアル、ベスト4進出の可能性は10%。ヴォルフスブルクにまさかの完敗で敗退危機

text by 編集部 photo by Getty Images

ベンゼマ
負傷したカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーは現地時間6日、チャンピオンズリーグ(CL)ベスト8の1stレグでヴォルフスブルクと対戦し、アウェイで0-2の敗戦を喫した。

 アウェイとはいえ、直前のバルセロナ戦にも勝利したマドリーが有利と思われていた一戦だった。試合前のウィリアムヒル社のオッズでは、ヴォルフスブルク4.75倍、ドロー4倍、レアル・マドリー1.67倍となっており、マドリーが勝利すると予想したファンの方が多かった

 しかし、蓋を開けてみればマドリーはヴォルフスブルクの前に沈み、敗退の危機に瀕している。

 一方、今季のCLで初めてマドリーに土をつけたヴォルフスブルクは、クラブ史上初のベスト4進出に大きく近づいた。過去にホームでの1stレグを2-0で終えた例は20回あるが、うち18回は勝ち抜けており、これまでの事例をもとにすればヴォルフスブルクの突破の確率は90%である。つまり、マドリーがベスト4に進出する可能性は10%しかないことになる。

 また、マドリーはエースのカリム・ベンゼマが負傷交代したことで攻撃のカードを1枚減らすことになった。もしホームでの2ndレグも欠場することになれば、最低でも2得点を奪わなければならないチームにとって大きな痛手となる。

▼突破条件
マドリー:3点差以上の勝利
ヴォルフスブルク:勝利、引き分け、1点差敗戦、1得点以上奪っての2点差敗戦(1-3、2-4など)
※マドリーが2-0のリードで90分を終えた場合は延長戦

【了】

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