トルコ・スーペルリグ（1部）のブルサスポルで奮闘を続ける元日本代表MF細貝萌だが、試合中に思わぬ乱闘騒ぎに巻き込まれてしまったようだ。トルコメディア『haber』が伝えている。

　ブルサスポルは現地時間11日、強豪ベジクタシュと対戦。2-3でブルサスポルがビハインドを追っていた後半アディショナルタイムに事件は起きた。

　前掛かりになっていたブルサスポルに対し、ベジクタシュはカウンターを仕掛ける。かつてインテルやチェルシーなどでもプレーしたポルトガル代表FWリカルド・クアレスマがロングボールに抜け出そうとするが、ハーフエーライン付近に残っていた細貝がファールで止めてしまう。

　ダメ押しゴールを狙えるチャンスを潰されたクアレスマは逆上して細貝のもとへ猛ダッシュで駆け寄り、細貝の顔面を叩いてしまう。これをきっかけの両チームの選手やスタッフが入り乱れる乱闘騒ぎとなってしまった。

　すでにイエローカードを受けていた細貝とクアレスマだが、このプレーによって2枚目のイエローカードを受けて両者退場となっている。大荒れの展開となった試合は、3-2のままベジクタシュが勝利している。

　今季ヘルタ・ベルリンからブルサスポルに期限付き移籍している細貝は、右サイドバックやボランチのポジションでリーグ戦15試合に出場している。

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