Jリーグは、オーストラリアのAリーグとパートナーシップ契約を締結することになりそうだ。豪州紙『シドニー・モーニング・ヘルラド』が報じている。

　同紙によれば、Jリーグの中西大介常務理事が渡豪し、両リーグ間における専門知識の交換や関係強化がされる契約が近日中に締結されるのだという。また、スター選手を共同で獲得するというアイデアもあるようだ。

　これまでJリーグはイランやカタール、カンボジアなど多くのアジア諸国とパートナー契約を結んできたが、Aリーグはこれが初めて。そのため、リーグ発展において重要な戦略であると考えているという。

　オーストラリアサッカー協会で国際関係の責任者を務めるマーク・フォルヴォ氏は「共同で選手に投資し、2つのリーグをまたいでシェアするというアイデアがある」と

　今回の選手共同獲得計画は、近年巨額の移籍金で選手を獲得しているUAEやカタールといった中東勢や中国に対抗するためのひとつのアイデアである。

　Aリーグではかつて、アレッサンドロ・デル・ピエロ（シドニーFC）やダビド・ビジャ（メルボルン・シティ）といった選手がプレーしている。

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