かつてレアル・マドリー、スペイン代表の監督を務めたホセ・アントニオ・カマーチョ氏は自身の古巣がチャンピオンズリーグファイナルに進出すると信じているようだ。28日、スペイン『アス』紙が報じている。

　スペインオリンピック委員会が主催するシンポジウムに出席していたカマーチョ氏は準決勝1stレグをドローで終えた古巣について「マドリーはマンチェスターで勝てるゲームを見せいていた。マドリーはホームで強い。観客の後押しもあるし、ファイナルに進出すると思う」とコメントした。

　また、マドリー、アトレティコの両マドリード勢による決勝でのダービーの実現性については、「断言するのは難しい」と述べた。

　最後に、来たるユーロ2016で3連覇を目指すスペイン代表についても、「主力選手がいいコンディションでチームに合流することが重要だ。そうでなければ難しいことになるだろう」と話している。

　2011年から2013年にかけては中国代表も率いていたカマーチョ氏も今や60歳。監督としてはわずか４ヶ月で辞任する憂き目を見たが（2004/05シーズン）、選手として15シーズンを過ごしたレアルへの愛着の今も強いようだ。

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