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雷に打たれた18歳GK、容態悪化し死亡。クラブ副社長も悲しみの声

text by 編集部 photo by Getty Images

雷
練習中に雷が発生し選手を直撃【写真:Getty Images】

 今年4月の練習中に雷に打たれ病院に搬送されていた、マラッカ・ユナイテッド所属の18歳オーストラリア人GKステファン・ペトロフスキが亡くなった。1日に英紙『ガーディアン』が報じている。

 GKペトロフスキはチーム練習中に21歳のDFアズアンと共に雷に打たれた。その後、ペトロフスキは病院に搬送され、集中治療室で治療を受けている。人工呼吸器をつけていたものの、容態は安定し回復の兆しを見せていた。

 しかし、同紙によると、最近になって容態が悪化したとのこと。そして、そのまま帰らぬ人となってしまったようだ。クラブの副社長は同選手について「彼は最高のゴールキーパーになりたいと自慢していた。彼はチームメイトにも好かれる男の子で、陽気に振る舞い、常に良い雰囲気にさせてくれたよ」と語り、同選手の死を悲しんでいる。

 ペトロフスキはオーストラリアのシドニー・オリンピックを経て、今季からマレーシアのマラッカに加入していた。活躍の場を移した矢先に、不運な出来事に巻き込まれてしまった。

【了】

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