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浦和、グループ2位でACL決勝Tへ。最終節ドローでシドニーFCとの差埋められず

text by 編集部 photo by Getty Images

ズラタン
同点ゴールを奪ったズラタン【写真:Getty Images】

【浦和レッズ 1-1 浦項スティーラーズ ACLグループステージ第6節】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第6節が3日に行われ、浦和レッズはホームで浦項スティーラーズと対戦した。

 すでに前節シドニーFCとともに決勝トーナメント進出を決めていた浦和は、メンバーを落として浦項を迎え撃った。最終ラインで新加入のイリッチがスタメン出場を果たし、リーグ戦で出番の少ない那須や橋本、青木、駒井、石原、高木といった面々が先発メンバーに名を連ねた。

 前半45分間でスコアが動かなかったものの、ボールを支配して攻める浦和が主導権を握って試合を進める。しかし先制は浦項だった。

 チョン・ウォンジンがクロスを上げると、守備に入っていた途中出場の森脇が競り合いの中でファウルを犯しPKを与えてしまう。それを浦項のヴェセリノビッチに決められ、65分に先制を許した。

 勝てばグループを首位で突破できる可能性がある浦和だが、なかなかゴールを奪えない。87分に相手のハンドで得たPKをズラタンが決めて同点に追いつき、これが唯一の得点となった。

 ともに次のラウンドへ進むシドニーFCが広州恒大に敗れたものの、浦和は引き分けたため勝ち点差を詰められず。グループ2位での決勝トーナメント進出が決定した。

【得点者】
65分 0-1 ヴェセリノビッチ(浦項)
87分 1-1 ズラタン(浦和)

【了】

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