フットボールチャンネル

“アンチサッカー”の批判にアトレティコ会長が反論「ブサイクではなく美しい」

text by 編集部 photo by Getty Images

アトレティコ
CL決勝に進出したアトレティコ・マドリー【写真:Getty Images】

 チャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を決めたアトレティコ・マドリーのエンリケ・セレッソ会長は、“アンチサッカー”という批判に対して全く意に介していないようだ。『ラディオ・マルカ』が報じた。

 アトレティコはCLベスト4でバイエルン・ミュンヘンと対戦。ホームでの1stレグを1-0、アウェイでの2ndレグを2-1で終え、合計スコア2-2ながらアウェイゴールにより決勝進出を決めた。

 バイエルン戦とベスト8のバルセロナ戦の計4試合で、いずれもアトレティコのボール保持率が30%前後であったことから、“アンチサッカー”との批判を受けていた。

 しかしセレッソ会長はその批判に対し「私たちのサッカーがブサイクだって? とても美しいと思うし、勝つためにプレーしている。我々は誰もが羨む場所にいる」と全く気にならないと語った。

 さらにセレッソ会長は「我々はCLに借りがあり、今回のCLでその借りを返させてもらうことになると思う」とレアル・マドリーとのCL決勝で94分に同点に追いつかれ結果、延長戦に末に敗れた2年前の決勝戦を引き合いに出した。

 奇しくも、ミラノで行われる決勝戦は当時と同じくマドリーとの対戦が決まっている。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top