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これぞ“王”の功績。PSG本拠地に「イブラ・スタンド」が誕生か

text by 編集部 photo by Getty Images

イブラヒモビッチ
PSGのズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】

 パリ・サンジェルマン(PSG)のズラタン・イブラヒモビッチが、また新たな伝説を残すことになるかもしれない。

 PSGの本拠地パルク・デ・プランスのスタンドに、イブラヒモビッチの名前が名付けられることになる可能性があると、ナセル・アル・ケライフィ会長が明かした。

 イブラヒモビッチは現地時間14日に行われたリーグ1最終節ナント戦でPSGでのラストゲームに挑んでいる。

 この試合前には自身のツイッターで「オレは王のようにやって来てレジェンドのように去る」と、今季限りでのPSG退団を表明していたイブラヒモビッチはこの試合で2ゴールを決めてリーグ38得点目を記録し、カルロス・ビアンキ氏が持つクラブ最多得点記録を更新した。

 さらに、交代枠がないにもかかわらず自らピッチをあとにし、観客からスタンディングオベーションを受けるなど、“王”に相応しい最後を迎えていた。

 試合後、アル・ケライフィ会長は「彼のために出来ることはやってきた。彼はそれに値するからだ。私が試合後のスピーチで話し忘れていたことは、我々がスタジアムのスタンドに彼の名前を名付けようとしていることだ」と、スウェーデンメディア『SVT』で語っている。

 これまでPSGに大きな功績を残してきたイブラヒモビッチだが、スタジアムに「イブラ・スタンド」が誕生することはあるのだろうか。

【了】

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