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レスター岡崎、優勝決定の瞬間を振り返る「トッテナムは毎試合勝つと思っていた」

text by 編集部 photo by Getty Images

岡崎
レスター・シティの岡崎慎司【写真:Getty Images】

 レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司が、プレミアリーグ優勝を成し遂げた今季を振り返った。地元紙『レスター・マーキュリー』が伝えている。

 今季開幕前にレスターに加入した岡崎はプレミアリーグ全38試合のうち36試合に出場。うち28試合で先発出場するなど、主力として定位置を確保。一方では、リーグ5得点という結果には満足していないようだ。

「(ジェイミー・)ヴァーディーや(レオナルド・)ウジョア見て、彼らと同じくらい得点がほしかった。5得点というのは満足していないし、もっと得点したかった」

 また、「このシーズンは自分にとって信じられなかった。ここに来たときはこんなことになるなんて思いもしなかった。プレミアリーグに残留することを目標としていたから、チャンピオンになったことは凄いことだと思う」と、移籍当初の心境について語った。

 レスターはアウェイのマンチェスター・ユナイテッドに勝利すればその瞬間に優勝が決まるはずだったが、この試合は引き分けに終わっている。翌日に行われた2位トッテナムがチェルシーと引き分けたため、ヴァーディーの自宅でチームメイトとともに優勝の瞬間を味わっている。

 トッテナムはアウェイのチェルシー戦で2点をリードして前半を終えたが、後半に2失点して引き分けとなっている。岡崎は、この当時について振り返っている。

「トッテナムは非常に強いチームだと思う。彼らは毎試合勝つと思っていた。ユナイテッド戦ではたくさんのプレッシャーがあったけど、僕らは引き分けることができたからテレビでトッテナムを観戦することにした。チェルシー相手に2-0でリードしていたから僕たちは次の試合に備えようと思っていたけど、そこから2-2に追いついたんだ」

【了】

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