レアル・マドリーをチャンピオンズリーグ（CL）決勝に導いたジネディーヌ・ジダン監督だが、クラブ内での地位は安泰とはいかないようだ。27日、英紙『ミラー』が伝えている。

　ペレス会長はマドリーが11回目のCL制覇に失敗した場合、ヨーロッパリーグ（EL）3連覇中のウナイ・エメリ監督に来シーズンのチームを任せたいようだ。すでにコンタクト済みとされている。

　ジダン監督は今年1月にラファエル・ベニテス氏の後任監督としてチームを指揮。CL準々決勝ヴォルフスブルク戦では1stレグを0−2で敗戦するも2ndレグでは3-0の大逆転でベスト4に進出、その後もマンチェスター・シティを退け決勝進出を果たす。

　たしかにCLを逃せば、今シーズンは無冠で終える。だが、リーガエスパニョーラでは優勝したバルセロナに勝ち点差「1」の2位で終えるなど、決して悪くない成績を“新米監督”は残している。それでもペレス会長はジダン監督を解任するのだろうか。

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