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レアル、2年ぶり11回目のCL優勝! 接戦の末にアトレティコとのPK戦制す

text by 編集部 photo by Getty Images

セルヒオ・ラモス
ゴールを決めたセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】

【レアル・マドリー 1-1(PK戦:5-3) アトレティコ・マドリー チャンピオンズリーグ決勝】

 現地時間28日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝が行われ、レアル・マドリーはアトレティコ・マドリーと対戦。PK戦までもつれこんだ試合は、レアル・マドリーが5人全員が成功させ、2年ぶり11回目のCL優勝を果たしている。

 試合開始して15分に試合が動く。レアル・マドリーのトニ・クロースがフリーキックを蹴ると、ゴール前でガレス・ベイルが頭でそらし、セルヒオ・ラモスが押し込んでレアル・マドリーが先制に成功した。

 追いつかれたアトレティコ・マドリーは43分にチャンスを迎える。守備陣の間にパスを通し、最後にアントワーヌ・グリーズマンがシュートを放つ。しかし、惜しくもシュートはゴール左に外れた。前半終盤に反撃にあったものの、レアル・マドリーが1点リードで前半を折り返す。

 しかし、後半開始直後にピンチが訪れた。46分にペナルティエリア内でフェルナンド・トーレスを倒してしまったことで、アトレティコ・マドリーにPKのチャンスを与えてしまう。だが、このPKをグリーズマンが外したことで失点を逃れた。

 その後もアトレティコ・マドリーの猛攻が続くが、レアル・マドリーも得点を許さない。しかし、79分にアトレティコ・マドリーのフアンフランが右サイドからゴール前にクロスを入れると、ヤニック・カラスコがダイレクトで合わせて同点ゴールを決めた。試合は結局、90分が経過しても決着がつかなかったことにより、1-1のまま延長戦へ。

 しかし、この延長戦でも勝ち越しゴールは生まれず、PK戦で決着をつけることになる。3人目まで両チームが成功したが、4人目のキッカーとなったアトレティコ・マドリーのフアンフランが外してしまう。そして、レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウドがきっちりと決めて、レアル・マドリーが勝利した。スペイン勢対決となりマドリードダービーとなった試合は、レアル・マドリーの優勝で終わっている。

【得点者】
35分 1-0 S・ラモス(レアル・マドリー)
79分 1-1 カラスコ(アトレティコ・マドリー)

【了】

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