アトレティコ・マドリーに所属するスペイン代表DFフアンフランが30日、ファンに対しての感謝の言葉をクラブのオフィシャルサイト上に載せた。

　現地時間28日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）決勝のレアル・マドリー戦で、ヤニック・カラスコの同点ゴールをアシストしたフアンフラン。しかし、1-1で120分を終えた後のPK戦でシュートを外してしまった。

　残念ながらCL優勝の夢を逃してしまったが、スタジアムに集まったアトレティコファンは暖かく選手たちを迎え入れた。フアンフランは自分の失敗を涙ながらに謝罪する場面も見られたが、ファンは拍手で答えている。これに対してフアンフランはオフィシャルサイトで声明を発表した。

「僕があなたたちに対して謝罪に行った時、あなたたちが示してくれた反応は決して忘れない。スタジアムに集まったサポーターたちを見て、途方もない悲しみに耐えることができた。それはチームメイトやスタッフも同じ気持ちだと思う。いつも僕たちを信じてくれてありがとう。アトレティコは非常に特別なものだと感じたし、誰よりも強いハートがあることを証明してくれた。僕は2年前、決勝に戻ってくると言った。だから今度は僕たちの主将に優勝トロフィーを掲げさせて見せるよ。そして、ネプトゥーノ広場で一緒に祝おう」

　2013/2014シーズンもCL決勝で敗れ2度悔しい思いをしているアトレティコ。それでも選手やサポーターたちは、次の挑戦に向けて気持ちを切り替えている。

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