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アルゼンチン代表、会長選に政府介入でコパ・アメリカ辞退の恐れ。現会長は否定

text by 編集部 photo by Getty Images

アルゼンチン代表
アルゼンチン代表【写真:Getty Images】

 アルゼンチン代表は、今月開催されるコパ・アメリカ・センテナリオへの参加が危ぶまれている。放送局『ESPN』が報じている。

 今月30日にアルゼンチンサッカー協会の会長選挙が行われる予定となっており、2人の候補者まで絞られていた。しかし、テレビ放映における収入の悪用が疑われており、アルゼンチン政府が90日間の選挙活動停止を言い渡した。

 FIFAは政府が協会に介入することを禁止しており、これまで多くの協会に処分を下してきた。

 そのため、アルゼンチンサッカー協会は政府による介入を回避するためにコパ・アメリカを辞退し、抗議する意向を示していると報じられていた。

 しかし、アルゼンチンサッカー協会のルイス・セグラ現会長は「アルゼンチン代表がコパ・アメリカを辞退する可能性はないし、私も辞任するつもりはない」と報道を否定。改めてアルゼンチン代表のコパ・アメリカ出場を強調した。

 また、「これ以上政府が協会に介入しないことを願う」と述べ、アルゼンチン政府の介入を牽制した。

 アルゼンチン代表は現地時間7日にチリとの開幕戦を迎え、その後はパナマ、ボリビアと対戦する。

【了】

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