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EURO2016 8年前

[EURO2016展望:グループC]ドイツ、W杯王者の貫録見せるか。曲者ポーランド、初出場北アイルランドが巻き起こす旋風への期待【編集部フォーカス】

現地時間10日に開幕するEURO2016。フランスで行われる今大会から参加チーム数が16から24に増加。4チーム毎に分けられた6つのグループでグループステージを行い、その後16チームでのトーナメントに移るフォーマットとなった。欧州王者に輝くのはどのチームか。今回は、2014年ブラジルW杯の王者ドイツが入ったグループCを展望する。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ドイツ

ドイツ代表のマリオ・ゴメス
ドイツ代表のマリオ・ゴメス【写真:Getty Images】

【監督】
ヨアヒム・レーブ

【登録選手】
GK:ノイアー、レノ、テア=シュテーゲン、

DF:ボアテング、ジャン、ヘクター、ヘヴェデス、フメルス、ムスタフィ、リュディガー、

MF:ドラクスラー、ケディラ、キミッヒ、クロース、ミュラー、エジル、ポドルスキ、シュールレ、シュバインシュタイガー、ヴァイグル

FW:ゴメス、ゲッツェ、サネ

 長年に渡ってドイツ代表を悩ませてきた“9番問題”。これまではミロスラフ・クローゼがセンターフォワードに君臨してきたが、優勝を遂げたブラジルW杯を機に代表を引退を表明している。

 ヨアヒム・レーブ監督は“9番”のFWを常に1人だけメンバーに入れていたが、今回はベジクタシュでプレーするマリオ・ゴメスがその枠に収まった。

 ドイツ代表にはトーマス・ミュラーやマリオ・ゲッツェなど優れたアタッカーを擁しているが、ヘディングによる得点数が以上に低い。W杯以降、全35得点のうち4得点(11%)のみと、高さを活かした攻撃に難がある。

 今回のドイツ代表メンバーで、生粋の“9番”はゴメスのみ。今季のトルコリーグ得点王にも輝いた30歳のストライカーは、189cmの高さを活かして攻撃に厚みをもたらすことができるだろうか。

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