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「デ・ヘアを信じる」スペイン代表の婦女暴行疑惑にも指揮官は完全擁護

text by 編集部 photo by Getty Images

ビセンテ・デル・ボスケ
スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督【写真:Getty Images】

 EURO開幕に合わせたかのように突如スペイン代表を襲ったスキャンダル。渦中のGKダビド・デ・ヘアに対し、ビセンテ・デル・ボスケ監督は全面擁護の態度を示した。11日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 2012年の性的暴行事件に関わったという疑惑が浮上し、これを全面否定したデ・ヘア。指揮官も会見を行い、25歳のGKの主張を支持した。「私は、この件に関係ないというデ・ヘアの主張を信じている。彼は誠実に、そして落ち着いてチームに対して関係ないことを話してくれた」と述べた。

 また、13日に迫った初戦での起用に関しては、「熟考の時にある。考え直さねばならない。今の時点でスタメンかどうかは言うことができない」というコメントを残している。

 こうした事態にも老練な指揮官は「デ・ヘアの説明を信じる。我々は前に進み続ける。何事もなかったかのように、この状況を一変させる」と力強く語った。

 前人未踏のEURO三連覇が懸かるスペイン代表。スキャンダル疑惑にも負けずに大会を勝ち抜くことはできるのだろうか。

【了】

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