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ベイル、失意の敗戦も気丈に上を向く「まだEUROは終わっていない」

text by 編集部 photo by Getty Images

ガレス・ベイル
ウェールズ代表のガレス・ベイル【写真:Getty Images】

 EUROで初のイングランド代表との大一番に挑んだウェールズ代表は、大健闘を見せたものの1-2と敗戦に終わった。エースのガレス・ベイルは、その結果に失望しつつも誇りを感じているようだ。16日、スペイン紙『アス』が報じている。

 この日もフリーキックで先制点をマークする活躍を見せたベイルだったが、「明らかに大きなショックだ。しかし、全てを誇りに思っている」と述べ、「我々はいつもやっていること、これまでに言ってきたことの全てを出しきった。100%以上のことはできないのだ」と全力を出し奮闘したチームについてコメントした。

 そして「たしかに失望している。だが、我々は強いのだ。まだEUROは終わっていない」と続け、「我々は、次戦はより強力になる。グループリーグ突破のために戦い続ける」と気持ちを切り替えた。

 最後に力尽きたものの、魂のこもったプレーを見せたウェールズ代表。指揮官のクリス・コールマン監督も「選手たちは落ち込むに相応しくない」と健闘を評価し、頭を上げるようコメントしている。この試合でも大声援を送り続けた熱いサポーターと共に決勝トーナメント進出に向け、第3戦のロシア戦にすべてを賭ける。

【了】

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