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「スロバキアを甘く見ると痛い目にあう」ドイツ守護神に油断なし

text by 編集部 photo by Getty Images

マヌエル・ノイアー
ドイツ代表のマヌエル・ノイアー【写真:Getty Images】

 いよいよEURO2016も決勝トーナメントに突入。優勝候補ドイツの初戦はスロバキアとの対戦である。ドイツ優勢の声が多数の中、GKマヌエル・ノイアーは気を引き締めている。25日、スペイン紙『アス』が報じている。

 若干風邪気味という状況で会見に応じたノイアーだが、「100%の状態で練習もこなしたし、全く問題ない」と周囲の心配を一蹴している。

 グループC首位通過のドイツの相手はグループB3位のスロバキアだが、ノイアーは「スロバキアを甘く見ると痛い目にあう。彼らはグループを突破するに相応しかった」と有利が予想される中で、気を引き締めている。そして、2014年のワールドカップ決勝トーナメント初戦でアルジェリアに大苦戦したことを引き合いに「今の我々はあの時とは違う」と油断がないことをアピールする。

 そして相手エースのハムシクには「皆、彼の素晴らしさは知っている。ナポリではゴールを量産しているが、ここでは少し下がり目でプレーしているようだ。うちの中盤は要注意しないといけない」と警戒心を露わにした。

 ここまで、無失点とさすがの安定感を見せるノイアー。「ここでの勝利はこの先のトーナメントの戦いに勢いを与えてくれる」と勝利の重要性をそう語る。ワールドカップとEUROの連覇を狙うチームに心の隙はなさそうだ。

【了】

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