20年ぶりのEURO制覇へ向け、順調にベスト8へと進出してきたドイツ代表。ここまで未だ無得点というエースのFWトーマス・ミュラーは、大事なのは個人よりもチームと強調している。27日アメリカメディア、『ESPN』が報じている。

　過去2度のワールドカップでは得点王に輝くなど、計10得点をマークするも、EUROでの9試合は未だにノーゴールという事実に、「自分のゴールの事を考えるより、チーム全体のパフォーマンスに気を配るのがベストだ」とこの点には全く意に介さず、「大会前からそう言っていたが、見た感じ、多くの人が信じてくれていないようだね」と続ける。

　さらに「（これまでの4試合で）我々は一人の選手に依存していない。だからこそ人々は我々をマンシャフト（ドイツ代表の愛称，ドイツ語で集団、グループという意）と呼び、世界がそれを羨むのだ」と続けた。

　「今大会のチームのパフォーマンスに満足している」と語る26歳のストライカーだが、多くのファンがミュラーのゴールを待っているのは間違いないところだ。次戦は強敵イタリアだ。エースの爆発が待たれている。

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