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C大阪生え抜きMF扇原、名古屋に完全移籍「成長したいという気持ちで決断」

text by 編集部 photo by Getty Images

扇原貴宏
扇原貴宏の名古屋移籍が決定【写真:Getty Images】

 セレッソ大阪は1日、元日本代表MF扇原貴宏の名古屋グランパスへの完全移籍を発表した。新しい背番号は「31」に決まっている。

 ジュニアユース時代からC大阪一筋でプレーしてきた扇原は、同クラブでJ1とJ2合わせてリーグ戦通算139試合に出場。U-23日本代表としてロンドン五輪にも出場したが、今季は新加入のソウザと山村和也にポジションを奪われて出場機会が激減していた。

 愛するクラブを離れることになった扇原はC大阪公式ファンサイト『まいど!セレッソ』で「この決断に関しては、非常に悩みました。今年こそJ1に昇格したい、試合に出てチームに貢献したいという気持ちがとても強かったです。ですが、チャレンジしたいという気持ちが強まり、このすばらしい環境を離れることを決めました」と移籍の理由を説明。

 さらに「J1昇格を目指している途中でクラブを離れることはとても心苦しく思っています。僕自身セレッソのJ1昇格を誰よりも願い、応援しています」と“古巣”になるC大阪へのサポートを約束した。

 小さい頃からの夢だったC大阪のトップチームでの活躍を諦め、名古屋移籍を「成長したいという気持ちで決断」したという扇原。新天地では貴重な左利きとして中盤からのビルドアップの核を担う存在として復活と活躍が期待される。

【了】

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