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ラキティッチ受難。バカンス先で過激サポーターからの投石被害に

text by 編集部 photo by Getty Images

イヴァン・ラキティッチ
クロアチア代表のイバン・ラキティッチ【写真:Getty Images】

 休暇中のクロアチア代表のMFイバン・ラキティッチが、バカンス先で予期せぬトラブルに巻き込まれてしまった。2日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

 クロアチア代表の一員として参加していたEUROの敗退後、ラキティッチは家族と共に、母国クロアチアのウグリャン島でバカンスを過ごしていた。が、そんなつかの間の休息時に災難に遭ってしまった。

 地元メディアによると、6人の若者グループが、ラキティッチ一家が滞在していた邸宅に向け投石を行い逃走した。これにより、窓やドアなどが破壊され、事態を重く見たラキティッチはすぐさま同島を離れたということだ。

 ウグリャン島では、母国の大スターが滞在しているということで大いに盛り上がっていたようだが、そのバカンスは思わぬ方向に進んでしまった。

 今EUROでもクロアチアの過激サポーターによる行為が非難を集めたが、バカンス中のラキティッチもそうしたサポーターにより貴重な休暇を脅かされてしまった。しかし、その後、ラキティッチ本人がSNSから「誰も我々ファミリーの笑顔を奪うことはできないよ」というメッセージを家族写真と共に発信しファンを安心させている。こうした過激サポーターによる卑劣な行為が繰り返されないことを願うばかりだ。

【了】

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