現在無所属の元ブラジル代表のロナウジーニョは、バルセロナ時代のチームメイトであるリオネル・メッシの現在置かれている状況を危惧している。9日、スペイン紙『アス』が報じている。

　フレンドリーマッチ参加のため、現在グアテマラを訪問中のロナウジーニョは、アルゼンチン代表からの引退表明や、脱税に関する訴訟問題など、様々な困難がメッシを取り囲んでいることに「世界一の選手が危機にあるとは、非常に難しい状況だ」と弟分の現状を憂いている。

　また、無所属である自身の今後については「まだ、どのチームで引退するかはっきりしていない」と笑顔交じりに答えている。

　そして、子どもたちに向け、「スポーツ、特にサッカーは人間を救いうるものだ。僕自身もスラム街の出身だったんだ」とサッカーを楽しみ、夢を追い続けるよう伝えていた。

　近況が中々入らないロナウジーニョ。弟分メッシの状況も気になるところであろうが、それよりも、ピッチで躍動する姿を見たいと思っている多くのロナウジーニョファンのためにも、一日も早く所属先決定という朗報を届けてもらいたい。

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