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東京Vの“マスター”永井秀樹が語る最高のスパイク「人工皮革もすごくいい!」【SPIKE WARS】―③

遠い昔、まだラモス瑠偉がルイ・ゴンサウヴェス・ラモス・ソブリーニョだったころ、彼の所属する読売クラブが国士舘大学と練習試合をしたことがあった。試合後、ラモスはチームメイトの武田修宏に命じた。「いますぐ大学辞めてウチのチームに来いってあの選手に言ってこい! あれは天才だよ!」――。それから25年。ラモスをして天才といわしめた男、永井秀樹は目下、三浦知良に次ぐ日本で二番目に経験豊富なJリーガーである。この企画は、サッカー界の表も裏も知り尽くした男マスター・ナガイに、メーカーの枠組みを超えて各社のスパイクを試し履きしてもらい、その寸評とジャッジを公にしてしまおうという、おそらくは世界でも初めての試みなのである。今回は第3話をお届けする。

シリーズ:永井秀樹が語る最高のスパイク text by キングギア photo by King Gear

永井秀樹が語る最高のスパイク

永井
東京ヴェルディの永井秀樹が選ぶ最高のスパイクは?【写真提供:キングギア】

──それではマスター・ナガイ、いよいよ試し履きに入りたいと思いますが、何から参りましょうか。

マスター永井 「んー、じゃ、いままで一度も履いたことのないヤツからいこうかな。アンダー・アーマー。これ、代表だと誰が履いてんの?」

──えー、実は、誰も。

マスター永井 「こらこら。これって代表選手が履いてるスパイクを俺がジャッジするって企画じゃなかったっけ?」

──はい。なのでございますが、何せ前代未聞、史上初の企画であるわけですから、できることならいろんなメーカーのものを登場させた方が各方面にアピールできるだろ、と発起人Kが申しまして。ちなみにオリンピック代表では使用している選手がいるモデルです。

マスター永井 「オトナの事情ってわけね」

──ご理解いただければ幸いです。では、試し履きを。

マスター永井 「(もそもそもそ、と履いてみるマスター・ナガイ)おおっ!」

──いかがなさいましたか?

マスター永井 「いい。想像してたのより全然いい!」

──どこが良いのでございますか?

マスター永井 「フィットする。すげえフィットする。うわ、これ想定外だわ」

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