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スアレス、悩める盟友に「メッシはきっと前に進む。彼を支える」

text by 編集部 photo by Getty Images

ルイス・スアレス
バルセロナのルイス・スアレス【写真:Getty Images】

 バルセロナのFWルイス・スアレスは盟友リオネル・メッシを理解し、支えると会見で公言した。22日、アメリカメディア『ESPNデポルテス』が報じている。

 新シーズン初の公式会見の場に現れたスアレス。スペイン国王杯で負傷し、コパ・アメリカでは1分もピッチに立つことができなかったが、今の状態については「非常にいい」と語っている。

 そして、代表引退騒動、裁判などピッチ内外で騒がれている僚友メッシについて「友人としてメッシと話したことは、プライベートなものだ。今、彼はバカンスをエンジョイしており、またトレーニングに戻りたいと思っているようだ」と述べる。

 そして「コパ・アメリカの後でのことや、裁判のことなど難しいことがあったのは誰もが知っている。だが、彼は常に前進する。彼を支えなければならない」とコメントする。さらに「同僚として、1人のサッカーファンとして、メッシ抜きのアルゼンチン代表は考えられない。彼の状況を理解しなければならないが、それでも私は彼が戻ってきてくれると信じている」と続けた。

 昨シーズンは、2009/10シーズンから続いていた、メッシとクリスティアーノ・ロナウドによる得点王の独占にストップをかけたスアレス。それでも「個人で得たものより、チームで得たものにより価値がある」とフォア・ザ・チームの姿勢を強調する。昨季の2冠達成以上の結果を得るためにも、今季もスアレスの爆発が必要だ。

【了】

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