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ラニエリ監督、敏腕スカウトが退団も楽観的「我々は再びチームを改善できる」

text by 編集部 photo by Getty Images

クラウディオ・ラニエリ監督
レスターを率いるクラウディオ・ラニエリ監督【写真:Getty Images】

 レスター・シティは昨年の躍進により選手だけでなくスタッフも評価を高めている。そして、数多くの有望選手を発掘してきたスティーブ・ウォルシュ氏がチームを離れエバートンに移動した。しかし、チームを率いるクラウディオ・ラニエリ監督はこの状況でも楽観的に考えているようだ。22日に英紙『デイリー・メール』が報じている。

 ウォルシュ氏はこれまで、ジェイミー・ヴァーディやリヤド・マフレズ、エヌゴロ・カンテなど当時は無名だった選手を発掘していた。その功績が認められ、今年5月には2018年までレスターとの契約を延長していたが、今月21日にエバートンに移動することになった。

 エバートン行きを決めた理由としては”大きなことに挑戦したいとの思いと、家族の近くで過ごしたいとの思い“があるとウォルシュ氏は語っていた。レスターにとって優秀なスカウトマンを失うことになったが、ラニエリ監督は楽観的に考えているようだ。

「私は彼と話し彼の考えを理解した。そのため私はウォルシュに残るよう説得はしなかった。見よ、昨シーズンは彼らの指揮官だったナイジェル・ピアソン監督とエステバン・カンビアッソを失ったが、何も変わっていないじゃないか。我々はチームを改善することができたんだ。そして再び改善することができると考えているよ」

 チームに所属する選手の中では、今夏にエヌゴロ・カンテがチェルシーに移籍していた。移籍期間終了まではまだ時間があるため他の選手も移籍する可能性はある。チームが様変わりするかもしれないが、昨季チームを改善できたように、今季もチームを改善できるとラニエリ監督は考えているようだ。

【了】

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